スクラムユニオン・ ひろしま
委員長
土 屋 信 三

委員長の土屋です。
私自身が、企業で苦労した経験から、
このスクラムユニオン・ひろしまを立ち上げました。
皆さんの気持ちに寄り添って、支援していきます。
お気軽に相談してください。
日本人、外国人、正規、非正規に関わらずお話を聞いています。
SEDE DO SINDICATO EM IZUMO II SHIMANE KEN


働く人の権利を守ります。
まずはお電話くだい!
082-264-2310
地域に寄り添い、
問題解決に努めます。
スクラムユニオン・ひろしまのブラジル人分会の様子です。外国人労働者のエンパワーメントにも力を入れています。(2020年11月)


外国人労働者を支援する広島市の労働組合「スクラムユニオン・ひろしま」の土屋信三委員長は19日、新型コロナウイルス禍で働く外国人技能実習生の実態について市内で講演し「外国人を生きた人間として迎えて」と労働環境や制度の改善を訴えた。
土屋委員長は、コロナ禍で働き口が減る一方で、帰国できない技能実習生が増加し、窃盗などの犯罪に手を染めてしまうケースもあると説明。他にも職場でセクハラを受けたり低賃金での労働を強いられたりといった問題があると強調した。
広島労働局によると、県内で働く外国人労働者は3万6千人に上る。
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2022/03/19 KYODO 外国人を人間として迎えて 広島の労組、実習生の窮状訴え
スクラムユニオン・ひろしまの自己紹介
スクラムユニオン・ひろしまの前身は、広島市資源選別センターのひとつである西部リサイクルプラザで結成された労働組合です。1995年の結成当時は、数名から始まった組合活動でしたが、さまざまな闘争と試練をくぐり抜け、組合員が30名になろうとしたとき、組合が存続できるかどうかという危機に直面しました。2001年に落札した事業主は組合をつぶすために組合員と組合員と疑われた労働者全員の継続雇用を拒否しました。われわれは自らの怒りと正義を貫くために、ピケットストライキを決行しました。
この時の様子は、テレビや新聞で大々的に報道され、われわれは多くの励ましと支援を受けました。この時から、地域の労働者からの相談や支援要請が相次ぐようになり、われわれは地域ユニオンとして活動していくようになりました。名称もスクラムユニオン・ひろしまとし、名実ともに企業内組合から地域ユニオンの道を歩み始めました。スクラムユニオンに外国人労働者が比較的多く加盟しているのも、この闘いを通じてのことです。
2008年のリーマンショック以降、大量の「派遣切り」が行われ、労働者は職を失い、住まいも失い、本当に路上に放り出されました。今なお、多くの労働者が明日をも知れぬ不安を抱え、精一杯の生活を過ごしています。アルバイトと呼ばれ、パートと呼ばれ、契約社員、派遣と呼ばれる非正規雇用労働者は2000万人を超えました。5人に2人は非正規雇用労働者であり、年収200万円以下のワーキングプアと呼ばれる労働者は1000万人を超えています。
われわれスクラムユニオン・ひろしまは、このような非正規雇用労働者を組織し、中小企業未組織労働者を組織し、言葉の真の意味で労働者相互の階級的な団結を作り上げたいと考えています。われわれはこのことを「労働運動に哲学を!」というスローガンで表しています。働いても食べていけない社会は異常です。労働者の権利を守り、人間らしい生活を送っていくことのできる社会をめざして奮闘していくつもりです。